技能試験用部材はここがポイント
実技練習用部材
参考書を参考にケーブルを切断し、出題ごとにビニール袋にまとめておきます。都度つくっていると案外面倒なので、一気に作ってしまった方がいいです。一度組み立てたものは、リングスリーブの直下、差し込みコネクタから1cmぐらいの所で切断します。差し込みコネクタに接続された電線は、ペンチでぐるぐると回すと外すことができるので、差し込みコネクタを再利用することができます。露出した金属の部分を切断しておき、残った部材を出題ごとにわけて保存しておくと、もう1回練習することができます。
電線の切断
欠陥の判断基準は、「寸法が配線図の寸法の50%以下のもの」となっているので、数センチ単位で寸法が違っていても、欠陥にならないことが多いです。だいたいの長さがあっていればいいので、採寸は手早く終わらせていきましょう。
リングスリーブ接続部分の絶縁被覆剥がし
リングスリーブの箇所は2cm程度の被覆が剥がれていれば問題ありません。3cmと書いてある参考書もありますが、3cmとすると、失敗したときにかなり短くなってしまうので、2cmを基準にしましょう。
差し込み形コネクタの絶縁被覆剥がし
差込形コネクタは12mmを目安に剥がすといいと記載が多いですが、少し少ないと、先端に到達しにくくなるので、13mm程度を目安に剥いていくと、いい感じに接続ができます。
角型シーリング・丸形シーリング
外装はこれだと短すぎるかもしれないと思うぐらいに剥いていくと、ちょうどいいぐらいになります。